適応障害の引きこもりが引きこもらない引きこもりになった話

こんにちは、アオ(@sh0g0_a0ki)です。

 

いきなりですが、あなたは「引きこもり」というワードを聞いてどういったイメージを持ちますか?

 

  • 根暗
  • 親のスネかじり
  • コミュ障
  • 精神疾患
  • 社会不適合者

 

社会的にネガティブなイメージが強く、批判されることも少なくない引きこもりの人たち。

しかし、本当に彼らは現実に対して”甘え”があるから引きこもりになっているんでしょうか?

 

彼らは一体なぜ引きこもりになり、どのように生活をしているのか。

 

というわけで、実際に引きこもり経験のある引きこもらない引きこもりのかずのこさん(@roomliveman)にお話を伺いました。

 

かずのこ
在宅で収入を得るブロガー兼ライター。適応障害により新卒で入社した会社を退職し、広島の実家で引きこもりになる経験を持つ。現在は自分の経験を活かしてブログ「引きこもらない引きこもり」で情報発信を行いながら、人とのつながりを作るため、活発に活動している。

 

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適応障害により休職して引きこもりへ?無気力状態の生活の裏側

 

 ー 引きこもりになったきっかけはなんだったんですか?

 

新卒で入った会社はどちらかというとホワイトだったんですけど、働いているうちに急な疲れや眠気が襲ってくるようになって。

おかしいなと思って病院に行ってみたら「適応障害」って診断されたんです。

 

休職した後に一度復帰したんですけど、結局3ヶ月くらいで退職することになって。

 

それから、親に「戻ってこい」って言われて広島の実家に帰ることにしたんです。

そのときから引きこもりになったって感じですね。

 

 ー 引きこもりをやっていたときはどのような生活でしたか?

 

寝て食べる以外何もできなくて、ほとんどボーッと過ごしてました。

 

インターネット眺めたり、夜遅くまでゲームしたりして。

まぁ完全に現実逃避ってやつですね。

 

あとは、無気力状態で毎日15時間くらい寝てたりとか。

以前、SPARXっていうアプリのPV撮影に出演させてもらったときの動画があるんですけど、当時はあの動画そのものって感じでした。

 

 

 ー ご家族はそんな引きこもり状態のかずのこさんに対してどういう反応でしたか?

 

ぼくが回復するまで待っててくれてたけど、働くのを躊躇してることにしびれを切らしていました。

大晦日の夜に部屋まできて説教されたのが記憶に新しいです。

 

でもあるとき、母が「今のままでも大丈夫よ、あんたが家におってくれるけえ母さんは安心して仕事に出れるんよ」っていう言葉をかけてくれたんです。

あの言葉には、かなり背中を押されました。

 

引きこもらない引きこもりへ!ブログが引きこもりに与えた変化とは

 

 ー 現在ブログを運営されていると思いますが、ブログを始めたきっかけはなんだったんでしょうか?

 

引きこもり生活をやってるときに、ふと「このまま20年後くらいになったらどうなるんだろう」って思ったんです。

 

いまの自分の状態は時間が解決してくれる問題じゃない。

ほっとけば誰かが助けに来てくれるわけでも、逆玉の輿に乗れるわけでもない。

 

そう考えたときに、やっぱり自分の力でなんかやらないといけないんだなって思いました。

 

それで、母の言葉に背中を押されたこともあり、何かできることがないかなーと思ってネットで「家でできること」って検索したんです。

そこでたどり着いたのが、ブログだったんですよ。

 

 ー ブログでは開設当初どういったことを発信していたんですか?

 

最初は引きこもりから脱出するために自分が思ってることを書いてるだけでした。

今が一番落ちているところだから、よくあるサクセスストーリーになればいいなとか思って。

 

でも今はもうブログつながりのイベントに参加したりとかして、わりと楽しく遊べてるんで、大分満足してきちゃってるんですけど。

 

 ー ブログをきっかけとして行動範囲が広がっていったと?

 

そうですね、ブログを始めてから行動範囲がかなり広がりました。

 

最初は「50cm四方」っていうブログタイトルだったんですけど、そのタイトルが自分で自分の枠を作ってしまってたんで「これはちょっといかんな」と思って今はタイトルを「引きこもらない引きこもり」に変更しました。

 

いい加減50cm四方じゃおさまりきらないですからね。

ブログを始めてからは、会いたい人に会いに行ったり、会いに来てもらったりしてます。

おかげで家を出ることができてますね。

 

 ー なるほど。人に会う予定がないときは外出はしないんですか?

 

人に会う予定がないときは、出づらいですね。

というか出る必要がないっていうか。

 

 ー そう言われてみれば、僕も人に会う予定のない休日は一歩も外に出ませんね……(笑)

 

あれ、もしかしてアオさんも……?

こうやって、だんだん人類は引きこもりへ……(笑)

 

 ー (笑)

 

引きこもらない引きこもりが考える人とつながることの重要性

 

 ー ブログ以外にはどういった活動をされてるんですか?

 

結構フリーランスの人とかも横のつながりがなかったりするんで、お互いに友達とか同じことやってる仲間みたいな存在が欲しいんじゃないかなと思って、月1くらいでフリーランス交流飲み会を主催したりしてます。

 

あとは、ライター業をやったりとか、知り合いに「なんかやることない?」って聞いてみて、自分にできることがあれば手伝いに行くみたいな感じですね。

 

 ー お知り合いの手伝いまでやってるんですか?

 

僕が住んでるのは広島なんですけど、広島ってリアルな人のつながりを重視する傾向があって。

あんまりネットだと人にもの頼むってことないじゃないですか?

 

そしてびっくりしたんですけど、IT系のスキル身につけながら働きたいなーと思って探してみたら、未経験がやらしてもらえるようなWeb系の会社が一個もないんですよ。

 

だからもう、広島ではリアルな人付き合いが肝なんですよ。

 

 ー なるほど、オンラインを活用してはいるけど、実はリアルでの活動が大事なんですね。

 

広島はそういった特徴があるからこそ、インターネットを上手く活用できる人が少ないってことでもあるんですよね。

だから僕みたいな素人に毛が生えた程度の能力でも手伝えることが多いんです。

 

現代において引きこもりでもできることはたくさんあるということの証明

 

 ー 今後新たにやってみようと思っていることはありますか?

 

今はブログに来てくれた人の思考整理するみたいな感じの記事を書いてるんですけど、最近反響があるのが、不登校の記事だったり、無気力状態の記事だったりするんですよ。

 

それは僕が過去に経験したことをそのまま、記事を読んだ人が何かしらのヒントを得られるようにという想いを込めて書いたんです。

 

だから、相談系のサービスをやろうかなとか考えてます。

今もたまにメッセージが来るんですけど、結構内容が深刻だったりして対応できないことがあったりするんで、ちょっと悩んでるんですけど……

 

とりあえず、一回やってみようかなと。

 

 ー それだけ深刻な悩みを抱えた人が多いということでもあるので、そういったサービスがあると助かる人は多そうですね。

 

引きこもりだけど、自分にできることがあればやりたいと思ってるので、そういう悩みを抱えてる人の手助けができればいいなって。

 

引きこもりでもできることはたくさんあるし、社会不適合とか言われてても、自分だけの生き方があるんだってことに気づいてくれれば嬉しいですね。

 

インタビューを終えて

現代において、引きこもりでもできることはたくさんあるし、社会に貢献している人も少なくありません。

 

僕は「社会不適合者」という言葉がキライです。

会社に勤めながら正社員として働くのが正しいとか偉いとか、今はもうそういう時代ではないんですよね。

 

そこら辺の会社でなんとなく働いているサラリーマンより、在宅で活動しているフリーランスの方が社会に大きく貢献していることなんてザラなわけで。

 

かずのこさんの生き様はまさに、それを証明しているんじゃないでしょうか。

適応障害でも引きこもりでもできることはたくさんある。

エネルギッシュに活動することもできるんです。

 

そういったことを背中で語ってくれるような人物が実際にいるということを、僕たちは認識しておく必要があるんじゃないでしょうか。

 

そんなかずのこさんと話してみたいと思ったら、ぜひかずのこさんのLINE@からメッセージを送ってみてくださいね。

 

 

この記事があなたの道を照らす星になりますように。


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