僕が私塾型オンラインサロンの運営をおすすめしない5つの理由

こんにちは、オンラインサロンを開設して3ヶ月未満で閉鎖したアオ(@sh0g0_a0ki)です。

 

僕は以前、「SCHOOL OF LIBERTY!!」というオンラインサロンを運営していました。

 

これは、Schooという動画学習サービスを模範として、生徒側ではなく先生側になることに焦点を当てたサービスのMVPとしてリリースしたものです。

MVPについてはこちら!

 

「SCHOOL OF LIBERTY!!」はLIVE配信を活用した教えることを教える私塾型のオンラインサロンでした。

引用元:DMMオンラインサロン

 

しかし、僕はいくつかの理由から、このサロンを閉鎖するという決断をしました。

 

そこで、今回は僕が私塾型のオンラインサロン運営をやめた理由であり、運営をおすすめできない理由についてお話ししたいと思います。

 

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ITツールによる完全自動化ができない

ビジネスにおいての僕の理想像は自分の手を離れて自動で収益を生み出せるようにすることです。

しかし、オンラインサロンはITツールをいくら駆使しても自動化することができないというのが現状です。

 

オンラインサロンでは、質問に対して答えたり、定期的にイベントを開催するなど、メンバーに対しての価値を手動で提供していく必要があります。

 

もし、オンラインサロンを自動化したいとするのであれば、外注する他ありません。

つまり、他の人間に任せるということです。

 

しかし、これではオンラインサロン最大のメリットである「運営者との距離が近くなる」という状態が実現できなくなってしまいます。

 

オンラインサロンに所属するメンバーたちは、オンラインサロンのコンセプトだけではなく、運営者に魅力を感じている場合が多いです。

つまり、オンラインサロンは自分が完全に離れるということはできないということです。

 

自分が運営しなくなった時点でオンラインサロンとしての価値は下がるわけです。

 

これを防ぐためには、最初から役割分担をして、運営者を複数人配置するという方法があります。

報酬を用意し、人員を雇うということです。

 

とはいえ、ここまでやるのであれば、もはやオンラインサロンとしての形を取る必要性も感じません。

会員制サイトなどの独自サービスとして展開した方がメリットは大きくなるかと思います。

自動化の詳細についてはこちら!

 

情報系の有料独自コンテンツとの差別化が難しい

オンラインサロンでは、コンセプトに沿ったノウハウやハウツーなどの情報を提供する必要があります。

 

自分のブログや独自コンテンツを持っている場合、ブログで発信する内容と独自コンテンツの内容、そしてさらにオンラインサロンでの内容を切り分けるのは至難の業です。

 

どうあがいても、コンテンツリサイクルの方法を考えることに時間を取られることになります。

 

情報商材などのコンテンツの販売を考えているのであれば、オンラインサロンと情報商材との差別化はとても難しいことが分かるかと思います。

 

どちらかにしか載っていない情報を作ろうと思ったら、どちらかが劣化してしまい、互いに足を引っ張り合う形が生まれてしまう。

 

つまり、オンラインサロンをやるのであれば、オンラインサロン自体を全力のコンテンツとして運営していく必要が出てきてしまうということです。

 

正直、何かを教えるという面では情報商材の方が適しているかと思います。

 

情報提供以外のサービスはLINE@などのクローズドなコミュニケーションツールや各種LIVE配信サービスを併用することで補えます。

 

定期的にコンテンツを投入しなければならない

ほとんどの場合、オンラインサロンは月額制です。

月々でお金をもらっている以上、放置するわけにはいきませんよね。

 

イベントを開催したり、質問に答えたり、動画や音声を使った情報コンテンツを投入する必要が出てきます。

 

「今月はタルいから放置しよーっと」というわけにはいきません。

自分のペースで仕事をすることができないわけです。

 

オンラインサロンがあれば、どうしてもオンラインサロンに自分の時間を割かれてしまいます。

そして、コンテンツ作成のスピードが問われてくる。

 

それによって、自然とコンテンツの質が下がることになります。

低質なコンテンツを定期的に投入することになるわけです。

 

相談室型などのサロンであれば、問題ないですが、私塾型のような情報提供系の場合、コンテンツの劣化は思わしくありません。

 

これは、情報の質自体が自分のブランド力に結びついてしまうためです。

提供するコンテンツが劣化するということは、自分自身が劣化するようなものです。

 

そうなるくらいであれば、最初からある程度の量のコンテンツは準備しておくしかありません。

しかし、それだけの量の完成されたコンテンツがあるのであれば、わざわざオンラインサロンを運営する必要はないでしょう。

 

それをまとめて情報商材として売り出した方がよっぽど効率的です。

 

個人間での信頼関係の構築がしづらい

運営者と所属メンバーは必然的に運営者対複数人のやり取りが増えます。

 

Facebookグループ内のスレッドだったり、SlackやMessengerなどのチャットツールだったり。

いずれも、複数人が発言しあう状態になります。

 

これは学校みたいなものなのですが、自ら発言する人としない人に徐々に分かれていくわけです。

結局、サロン内での複数人に向けての発信は、積極的に発言をする部類の人たちのみとのやり取りになってしまいがちです。

 

せっかく所属してくれているメンバーと個人的にやり取りをするということはあまりありません。

 

あるとすれば、アップセルとしての有料オプションとして提供するなどの方法しかないでしょう。

そのようにやり取りをしても、対等に個人としての対話をすることはできません。

 

結局は販売者と消費者となってしまうわけです。

 

個人として、メンバーとやり取りをするのであれば、LINE@かBots for Messengerなどを活用した方が効果的かと思います。

 

投資する労力に対してマネタイズがしづらい

オンラインサロンの運営はとても労力を要します。

そのわりに最近の流れとしては、月額1,000円以下の良質なオンラインサロンが存在しているなど、高価格設定しづらい状態です。

 

たとえば、頑張ってブランディングとコンテンツの質を高めて、月額3,000円でリリースしたとしましょう。

そしてめちゃくちゃ頑張って、100人のメンバーを集めたとします。

 

この時点でもかなりの労力を使うことが予想できると思います。

しかし、月額入ってくるのはたったの30万円です。

 

そしてさらに注意して欲しいのが、この金額は減っていく可能性があるということです。

オンラインサロンを簡単に退会する人は結構多いです。

 

なにかしらのイレギュラーがあれば、すぐに退会者は増えていき、収入は激減します。

 

膨大な時間と労力を奪われた結果、不安定な数十万円しか手に入らないというのは、割に合わないと思いませんか?

 

月額3,000円を100人に売る不安定な収入と、15万円の情報商材を2人に売る安定した収入だったら、どちらが魅力的ですか?

 

その問いを自分自身になげかけたとき、僕は後者を選びました。

そしてなによりも、後者は完全に自動化することができます。

 

 

マネタイズの将来性を考えた結果、私塾型オンラインサロンは収益目的には向いていないと言えます。

あくまでも、教えるのが好きだったり、趣味でやっているくらいの気持ちじゃなければ続かないでしょう。

 

まとめ

もしも、これから私塾型オンラインサロンの開設を検討しているのであれば、あなたに以下の提案をします。

 

  • 提供価格を10万以上の高単価に設定する
  • 情報商材購入者に対する特典として提供する
  • 独自コンテンツ販売を目的として無償で提供する
  • 研究会・同好会型へのシフトを検討する
  • 期間限定で提供する

 

最初からある程度のコンテンツ量をたくわえていない限りは、自分のペースで提供するのとくらべるとコンテンツの質は下がります。

 

つまり、私塾型のオンラインサロンは上級者からするとベネフィットを感じづらいでしょう。

結局はその分野の初心者や情弱な人間のみが喜ぶサービスに成り下がっていくことがほとんどです。

 

そして最終的に残るのは情弱な初心者と運営者のファンだけです。

 

どちらかが上でどちらかが下のような関係では、オンラインサロンで互いに高め合うというのは難しいでしょう。

「教えてあげる」「教えてもらう」のようなスタンスには限界があります。

 

それこそ、学校のように期限や条件を決めて卒業させてあげるしかありません。

 

「情報をシェアする」「意見を述べる」のような、研究会型のオンラインサロンの方が将来性があり、信頼関係も長く続くケースが多いのではないでしょうか。

 

積み上げてきたものをぶち壊して、やめる勇気も時には必要です。

 

僕がこの先オンラインサロンを運営する可能性は限りなく低いです。

やるとしたら、MLPまたはMVPとしての期間限定リリースくらいでしょうか。

 

どうにしろ僕の性格上、自動化できないサービスに手を出すのはおっくうです。

もしそれでもやるなら、自分が何のために運営するのかを改めて考えてみて欲しいと思います。

 

この記事があなたの道を照らす星になりますように。


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