10年以上付き合っているのにあえて結婚しない30代OLが抱く想いとは

とつぜんですが、あなたは結婚したいですか? もししたいとしたらそれはなぜですか?

 

“結婚”っていうのは、昔からあるものであり世界共通のしきたりのようなものですよね。

『ゴールイン』なんていわれることもありますが、そもそも現代において結婚は本当にしなければならないものでしょうか?

 

  • 互いの家の両親同士の関係
  • 簡単には別れづらい社会的な目
  • 男が働き女は家事などを行うという昔ながらの固定観念

 

もしもお互いに愛し合っていて、かつお互いが信じあっているのであれば、紙切れ一枚で”結婚”という鎖で自分たちを自ら縛る必要がありますか?

 

ただ一緒にいられればそれでいいと思う人がいてもおかしくないですよね。

というわけで、今回はそんな非婚スタイルを貫き通す非婚ブロガーのよしさん(@ysflowsy)にお話を伺ってきました。

 

よし
10年以上付き合っている彼氏と非婚スタイルを貫く非婚ブロガー。ブログ「非婚のススメ」では、独身であることに後ろめたさを感じる女子たちに向けて情報発信を行っている。社内ベンチャーに失敗した経験から、今後独自で起業するための準備を進めながら活動中。

 

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「もっと自分に素直に生きた方がいい」非婚スタイルをオススメする理由とは

 

 ー 「結婚しない!」って決めたきっかけはなんだったんでしょうか?

 

そですねーいろいろあるんですが……

結婚って、家と家の結婚とかっていうじゃないですか。

あれがイヤだったんですよね。わずらわしくて。

 
あと、彼はバツイチなんです。

うちの両親は保守的な考えを持ったガチガチななので、そんな彼を受け入れてもらえないなーって感じたんですよね。

 

特に父親の一族はお堅い家柄なので、「絶対むりやん」ってなりまして(笑)

 

 ー 家族を言いくるめるのが難しそうだったというのが大きな理由のひとつだったわけですね。

 

大きなきっかけはそうですね。

あとは、私自身がもともと一人が好きだっていうことも大きいです。

 

将来的に起業したいと思ってるし、まだまだやりたいことがあるんですよね。

 

だからべつに結婚という形式にこだわらないで、「大切な人との時間の過ごし方はそれぞれの好きなスタイルでいいんちゃうん?」って思うんですよ。

 

 ー いいですね! 現在は彼氏さんと同棲はしていないんですか?

 

一時期は同棲してましたが、いまはしていないです。

週末だけ一緒に過ごすスタイルですね。

でも私がブログ書きたかったり、一人で遊びに行ったりしたいときは会いませんよ(笑)

 

 ー なんか自由で素敵ですね! よしさんはひとりの時間がお好きなんですね?

 

でも実は少し前に仕事で適応障害になってしまって……

ひとりの時間が好きな自分を素直に受け入れられなかった時期があったんですよ。

 

それがきっかけでカウンセリングや心理学について学んで、「もっと自分に素直に生きた方がいい」ってことがわかったので、いまはかなり自分勝手にやってますよ(笑)

 

私みたいに、「自分の人生を謳歌したいけど世間的には結婚しないといけないかなー」とか考えてる女子に「私みたいなんもいるでー」ってアピールしたいですね。

 

それぞれに合ったライフスタイルや考え方がありますから。

世間と一緒じゃないといけないってのはおかしいんじゃないかなーと。

 

「べつにいま一緒にすごせて幸せなら、それでいいよね」非婚スタイルの考えに行き着くまでの経緯とは

 

 ー よしさんは、最初からそういった考えを持っていたんですか?

 

いえいえ。全然ちがったんですよ。 

20代はわりと結婚願望というか、「みんなが結婚してるから、したくないけどしなあかん」みたいな強迫観念がありましてね。

たいていの女性が悩む問題やと思います。

 

私の場合は、彼との関係で結構何年も「事実婚って世間的にはどうなん?」とかとにかく世間体を気にして悩みました。

 

もともとひとり好きのコミュ障なんで、がっちり結婚とゆうのも苦手っちゃ苦手だし、世間的には結婚したほうがいいやろしーとか(笑)

 

 ー 最初は周りの人のように世間体を気にしていたわけですね。その価値観が変わるきっかけはなんだったんでしょうか?

 

私の場合、転職経験もなく、長く同じ部署で同じ仕事をしていて……

変化がなく、刺激もなく、成長もないっていう状態に対して「このままはあかんなー」と思ったんですよね。

 

気づいたら「何もしてねー何かしようー!」って感じで30歳になってからいろいろ自分なりに模索し出したって感じです。

それで一念発起で社内ベンチャー立ち上げて失敗しました(笑)

 

 ー 社内ベンチャーですか(驚)その社内ベンチャー立ち上げ時って周りの反応はどんな感じだったんですか?

 

彼氏は基本的に全面賛成でしたよ。

でも会社の人たちは99%が「頭おかしくなったか?」という反応でした。 

 

ベンチャーの失敗がきっかけで適応障害になってしまったので、それからしばらくは休職してましたね。

 

そもそも、会社員ってどうしても枠組の中でしか仕事できないじゃないですか?

何かプロジェクトをしたくても、上司の許可がいるとか、年功序列とか、組織を重視するとか。

 

せっかく事業計画つくっても、結局役員に却下されまくるし、通るアイデアは社長や社長の親族の役員が気分でOKした案とか……そりゃやる気も失せますよ(笑)

 

でも休職がきっかけで、いろいろと自分自身についてじっくり考えることができましたね。

 

 ー 社内ベンチャーはなかなか難しい課題が多そうですよね。いまは復職されているんですか?

 

いまは復職してますが、以前のような残業三昧の日々じゃなく、ほぼ定時あがりで帰っています。

めちゃくちゃ健康的な生活です(笑)

 

以前より年収はかなり落ちましたが、幸福度はかなりあがりましたよ。

社内ベンチャーに挑戦したことによって、行動することで学ぶことがたくさんあるって実感できましたね。

 

行動してみたら視野が広がりまくったので、それからは「組織の中でうだうだネガ発言してないで迷ったら行動すべし!」って価値観に変わりました。

 

 ー なるほど、失敗から学んだものは大きかったわけですね。社内ベンチャー失敗に対して彼氏さんはどういう反応でした?

 

彼氏の反応はですね……「まあ、失敗したか」といたって冷静でしたよ(笑)

失敗したときは彼にグチりまくりで彼も四六時中グチを聞くのがしんどかったみたいです。

 

それでその頃はケンカばっかしてて相当険悪でした。

でも、二人してこのときの経験は、考えさせられましたかね。

 

 ー というと?

 

彼は私の価値観が変わって、「結婚しなくていいじゃん」派になっていてびっくりしてました。

でも自由で行動的なスタイルには賛成してくれてて、やや保守的な彼のよい刺激になってるみたいです(笑)

 

 ー 非婚スタイルでの付き合い方を受け入れてくれたと?

 

受け入れてくれたというよりは、二人で話し合って決めましたね。

「べつにいま一緒にすごせて幸せなら、それでいいよね」みたいな感じです。

 

そういったスタイルで付き合っていくって決めてから、やっぱり女性として男性に経済的に頼らないのは、いろいろと成長になっていいことやなと思いますね。

 

ほら、経済的理由で結婚する人多いでしょ?

あれ。私はなんか嫌ですね。

 

 ー たしかに、経済面目的で結婚すると、どうしてもどちらかが依存関係になってしまいますよね。

 

そうなんですよ! そんな結婚絶対幸せじゃないし、苦しいやろうなーと。

でもわりとそういう女性多い気がする……だからいろいろと問題とかもあるのかなーと個人的には思いますね。

 

 ー そういった結婚していない状態でずっと付き合っていて、ご両親はどういった反応をしてますか?

 

付き合い始めの頃に彼を紹介したら、大反対されましたね。

だから実はいまはも付き合ってるってことを家族には内緒にしてるんですよね……絶対賛成してくれないんで……

 

 ー ええ!? そこはうまく両親との衝突を避けているというわけですね(笑)

 

「もう別れたよ。いまはフリーよ」と嘘言ってます(笑)

両親に恋愛観の理解をもとめるのは、とうの昔にあきらめましたよ……

もうね、家族といえど、価値観がちがうのはどうしようもないですね(笑)

 

「人と違う人生もいいもんよ」非婚ブロガーが発信する想いとは

 

 ー よしさんがブログを始めたきっかけについて伺ってもよろしいでしょうか?

 

社内ベンチャーやってみて、「やはり会社で起業は無理!」と分かったということが大きいです。

だからっていきなり起業はできないんで、初期費用がかからなくて、なんか起業に役立ちそうと思ったブログを始めました。

 

あと、会社員だと、彼との時間がなかなか作れないので、脱サラしたいってのもあります。

 

会社員の彼とフリーランスの私なら時間あわせやすいかなーと。

 

 ー じゃあゆくゆくはブログなどの個人での収益をメインにして独立したいって感じですかね?

 

そうです! ブロガーって、個人商店みたいな感じですからね!

 

 ー ブログではどのようなことを発信しているんですか?

 

ブログでは、非婚をメインに恋愛や筋トレ、独身ネタ、美容とか書いてます。

 

30代の独身女性の人たちに、独身であることに変に後ろめたさを感じないで、その人に合った人生選択をしてほしいんですよね。

とくに、私みたいに普通の人とは違う事実婚とか非婚スタイルという道を選択する人たちを応援したいです。

 

独身大賛成なので、「私みたいな人間もいて、楽しくやってるから人と違う人生もいいもんよ」みたいなことを伝えていきたいですね。

それぞれにあった恋愛観をおおっぴらにできる社会にしたいと思ってます。

 

インタビューを終えて

現代の日本では、昔からあったから今もそうしなければならないと思い込まされているものは多いものです。

 

意外に「そもそもこれってなんのためにやってんの?」ってことだらけだったりするんですよね。

僕はその中のひとつが”結婚”というものなんじゃないかなと思ってます。

 

個人的によしさんの非婚スタイルは現代にマッチしているように思えるんです。

 

世界が高速で移り変わっていくこの現代において、そこにとどまっていることほど危険なことはない。

だからこそ、どんな状況にも対応しやすいようにフットワークは軽くしておくに越したことはありません。

 

お互いが好きなことをやり、お互いが別々の場所に住んでいても、いざというときの支えになってくれるようなパートナーという関係が現代においてのカップルの最終形態であり理想形なんじゃないかなと個人的に思っています。

 

まだまだ難しい問題かとは思いますが、「そういうものだから」という考えで安易に結婚という道を選択するとゴールインどころか地獄を見ることもあるでしょう。

 

ぜひあなたもこれを機会に、よしさんの発信する想いに触れて「結婚」というものについて改めて考えてみてはいかがでしょうか?